綴る

日々のこと、生きること、表現すること。嬉しいこと、悲しいこと、幸せなこと。子育て、家事、とかもね。ジャンルはいろいろ。共通項は、わたし。

ロマン。

今日はわりと近くにありながら、行ったことのなかったミュージアムへ

 

 

お医者さんは

「今日は仕事が休み、って顔してブラブラするのがいい」

って言うけど

 

休んでるのに外出、というのは、

やっぱり気が引ける。

 

コンビニは行ける。

スーパーは行ける。

 

職場はわりと離れたところにあるから、

自宅付近のちょいとしたところは行ける。

これは、本当に助かることなんだけど。

 

 

でも、大型のお店はドキドキしちゃって行きたくない。

別に誰にも会わないし、会ったって仕方ないんだけど

そんなヒヤヒヤした気持ちでお店に行く理由が無い。

そもそも買いたいものもない。

そんな理由で探検は控えている。

 

 

でも今日は、なんだか行動を起こしてみたくなって

町のお便りに載っていたミュージアムへ。

そこはむかーしむかし、旧石器時代の遺跡を資料として残しているところ。

誰もいないだろうなーと思ったら、私を含めて3組いた。

一人ぽっちのおじさん、学生くらいの年のカップル、そして、わたし。

ボランティアのおじさんが、一人ぽっちのおじさんに一生懸命話をしていて、

カップルも途中から一緒に話を聞いていて、

わたしも声が掛かったけど、そこは会釈してさようなら。

ちょっと一人で観たかった気分。ありがとうございました。

 

そこは、暗くて冷えていて、正直、ちょっと怖かったりして。

子ども連れて行こうって思ってたけど、しばらくはダメかな。

 

でも、大昔、それはそれは昔の人の暮らしが保存してあって、

本当にそこに、すぐ触れる、そこに、

昔の人が座っていた。火を焚いた。生活をしていた。

まぁ、世界中、どこだって、この家だって、そうなんだけども、

もう誰も知らない、誰も覚えていない人たちの、

それでも今に命をつないだ人たちの、

暮らし、生命、息遣い。

それらが、そこにあった。

なんだか、パワーを貰いました。

 

森?庭?の散策もリフレッシュできた。

 

青いトンボがいたんだよ。

 

♪シダの葉しげる星の下(byレキシ:狩りから稲作へ)

 

知ってます?レキシ。池ちゃん、素敵。

 

シダ植物もありました。

 

そうそう、帰りの車で、ラジオから「狩りから稲作へ」が流れたのはちょっとウケた。

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり、世界は偶然と必然でできているし、

 

自分はこれでいいんだって信じて、

 

大切なことを大切にして生きていくのが人生の醍醐味。

 

 

 

私もいつか死んで土に還る。

多分遺跡なんかにならないで

誰に見られることもなく

誰に知られることもなく

ただ地球の、宇宙の一部になる

 

それを分かっていながら、

 

こうして悩んで、幸せをかみしめて、生きている。

 

ロマンだな。人生って、ロマン。