紅葉がきれいだった。
ふるさと、は、過ごした時間が刻んでくれるものなのかもしれない。
田舎。会社員の父。
でも、先祖ゆかりの地なんかでなくたって、生まれて、育って、生きてきたら、十分にふるさとなんだな。
空が、山が、田んぼが、私のルーツ。魂の景色。
今、この家の景色も彼にとってふるさとになるだろうか。良いふるさとになれるだろうか。
山に、野に、生きたいのに、便利さを優先する生活。
存分に触れたい田畑が、海が、目に見えないものに蝕まれている恐怖。
この世ってなんなんだ
人間として豊かに生きるってどういうことだ
私は弱い。
そして、生きていかねばならない。
備忘録。